げんてんパパのblog

金は使わず知恵を使うよ!小学生の子供の教育にフルコミットしている新米パパのブログです。

幼稚園年中(5歳)1~3月 インド式掛け算の音声データ

インド式九九表ですが、インパクトもあり、見た瞬間は「わあっ!」「これなに?」となるのですが、やはり壁にかけているだけでは全く覚えてくれません。(そもそも子供はそれを覚えるモチベーションがないし、覚え方も知らないので)

なので、自分が子供の頃、九九を丸暗記した時の要領を想い出しながら、「五感に訴える」記憶法を考えました。まずは視覚のデータがあるので、聴覚に訴えるデータを。単純にインド式九九をひたすら読みあげる音声データです。

 

自分で音声を録音すると子供が嫌がるので、これはプロのナレーターの協力を得て音声集録してます。今ならPC、ネットやアレクサなんかで簡単に無料で作れちゃうな・・・、と思いつつ。昔から結構映像編集の仕事でナレーション使っていたのが役に立ちました。

 

2の段.mp3 - Google ドライブ

3の段.mp3 - Google ドライブ

4の段.mp3 - Google ドライブ

5の段.mp3 - Google ドライブ

6の段.mp3 - Google ドライブ

7の段.mp3 - Google ドライブ

8の段.mp3 - Google ドライブ

9の段.mp3 - Google ドライブ

10の段.mp3 - Google ドライブ

 

また、このデータは音声のみですが、実際に流す際は、好きな音楽の曲と重ねて編集し、子供に聞かせました。一時期はこの九九が目覚ましがわりで、起きる時間になったらこれが流れ、起き上がって止める、というルーティンになっておりました。

 

と、これで視覚と聴覚で覚える仕組みはできましたが、まだこれでも幼稚園児には足りない。そこであと一つ仕掛け作りました。

 

【余談】九九の読み方には地域性があるようです。自分は東京育ちなので

2x2=4は

にんがし」 と読みますが、今回発注したナレーターの方が

「にんがし」 と録音してきました。(「さざんがく」も同様)

一瞬びっくりして自分が間違っていたのかとも思いましたが、子供の頃に見ていたドリフの西遊記のテーマ曲「ゴー・ウェスト」を聞き直し、自分の発音が標準語的には正しいことを確認して、申し訳ないけれども標準語発音にての再録音をお願いしました。

いや、びっくりした

 

ドリフの西遊記テーマ曲

youtu.be

ドリフターズもあと2名のメンバーを残すのみとなってしまいました。

幼稚園年中(5歳)~12月

5歳のクリスマスです。正式なプレゼントはもちろん別にあるのですが、今回はサンタさんからインド式かけ算の暗記表のプレゼントがありました。

 

まあ、九九を教えるのであれば20までの『インド式かけ算』を覚えてほしい、とかねてから考えていたことと、どうせ覚えるのであれば9の段まで覚えるのと一気に20の段まで覚えるのとではそんなに違いがないはずだ・・、というかなり強引な理屈で初めて見たインド式かけ算への挑戦。

 

まず自分でエクセルで作成した表を、街の印刷屋さんでA2サイズでカラープリントし、ついでに汚れないようにラミネート加工して家の2か所に貼っておきました

 

手製スーパー九九表

結論から言うと、期待通り20x20まで丸暗記してしまったのですが、実際に覚えるのはまだちょっと先のお話となります。

また、この表を作成しておいて良かった!と思える使い方もありましたので、後ほど紹介させていただきます。

幼稚園年中(5歳)~4月-11月まで

さて、幼稚園の年中さんになったあたりから、自分で子供の勉強を見始めました。

 

『勉強』とはいえ、数遊びの感覚に近いのかもしれません。幸い、子供が通っていた幼稚園がかなり教育に熱心だったので、そんなに抵抗なく始めてくれました。

 

ちなみに年中の1年間の目的は、「勉強をする」というよりもまず最初に「パパと一緒に遊びながら勉強をする」という意識づけをすることにおいていました。この癖がついたらこの後とっても楽になるはず

 

ちなみに年中の時に主に使った教材は下の2つです。

 

①くもんの幼児教育シリーズ:

このシリーズにはかなりお世話になりました。1ページ分の分量が子供には適正だったのでほぼ全シリーズ制覇したような気がします。年中の12月くらいまでに足し算・引き算・かけ算・割り算の基本のやり方は教えました。

くもんのドリル

➁ 百玉そろばん:

計算のやり方を教えるときに重宝したのが百玉そろばんの大きいやつ。赤ちゃんのころに買ったのですが、ついに年中で出番が来ました!。

やはり、計算は視覚的に理解させるのが一番分かり易いかもしれません、

 

気を付けたことは、

足し算と引き算をセット、掛け算とわり算をセットで必ず同時に教える」こと、

最初のうちはひとケタの簡単な計算を繰り返し百玉そろばんで作業させること」、及び

そろばんを操作させる時に声を一緒に出すこと」かと思います。

特に、

2+3=5

5-3=2

2x3=6

6÷3=2

あたりは繰り返し繰り返し百玉そろばんでやらせました。

 

百玉そろばん

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あと、幼稚園でやらされていた

1+9=10

2+8=10

3+7=10

4+6=10

5+5=10

6+4=10

7+3=10

8+2=10

9+1=10

を延々とやっていくのは頭のトレーニングになるかと思います。

やはり、百玉そろばんは計算の基本を視覚で脳に取り込んでマスターできる、素晴らしい知育玩具だと思います!

ここまでの結論

ここまで英才教育、インター、私立小学校、先取教育と色々考えましたが、やはり学校や特殊な環境や教育法には頼らず、

① 普通の近所の公立校でたくさんの友達とのびのびと遊ばせる

➁ その代わりお父さん(自分)が世の中の英才教育や、インターナショナルスクール、そして私立小学校に負けない教育を施す

ということが一番効果的であろう、という結論にたどり着きました。

 

そもそも自分が何か(学問であってもスポーツであっても)を学ぶときに、お金は極力かけない主義です。「人より楽をして」もしくは「人よりお金をかけずに」「人より結果を出す」というのが昔から大好きです。自分なりに考えて学習や練習を行い、効果が出なかったことはほぼほぼありません。

 

教育も創意工夫。低学年で無理に塾に行く必要もない。そんなお金があるのであれば子供が将来私立校に進学するとき(おそらくどこかで3年くらいは私立に行きそうです)や、海外留学をしたいと思う時(これはありそう)にとっておきたい。自分としては海外のロースクールやドクターのコースを選択した際にも、動じずお金を『ポンっ』と出してあげられる親でいたいと常に思っております。

 

我が家の教育法の「強み」は何かと聞かれれば、「お父さん(自分)」になります。

 

自分の「学歴」と「教育に対するコミットメント」と、「創意工夫」の3つが明確に他の家庭と比較して勝てる点かと思いますので、これを最大活用します!

 

私立小学校やインターに入れられたり、学習塾漬けで勉強させられているお子さんの受けている教育よりも高レベルの学習をこの手で実現するのが目標です!

しかも金をかけず!

 

「結局、自分でやるのが一番かな。お金がなくとも創意工夫でカバーします!」

先取り教育

「先取り教育」

実年齢よりも少し上の学年の内容を履修させることにより、同じ学年の子どもたちと比較して学力を優位に立たせる教育法。なんか理論的にはとっても正しい気がします。たとえば1学年上、2学年上の兄姉がいる場合は兄弟間の学力差は実際に圧倒的だから。目上の兄姉と同じレベルの学力を身に着けられれば・・という欲望は皆さん自身の子供時代の経験からあるのではないでしょうか。

また、正直幼稚園や小学校低学年のころの授業はある意味「緩い」ので、そこでスタートダッシュを切るのは理論的にはありかと思います。

 

でも思うほど万能ではないかな、と考えることもあります。たとえば「どこで先取りのペースが追い付かれるか」。これには①先取りのスケジュール設定の問題と、➁親の学力の問題があるかと思います。

 

①に関しては、小学校受験をしなかった場合、だいたいの家庭では中学受験や高校受験が最初のマイルストーンになると仮定します。であれば、先取り教育をして、1年ないし2年間の履修後~受験までの期間を作り、入学試験に集中するのが一般的かと。ということは、その期間で「先取りの貯金を使い果たしてしまう」ということです。

 

➁に関して、先取りの貯金を使い果たすことなく大学受験まで教えたいのは山々ですが、肝心の親が小学校教育ならまだしも中学・高校レベルの教育は自信なし、という人がほとんどかと思います。先ほどの話で、「幼稚園の時に小学校の勉強させよう」とか「小学校低学年の時に高学年履修させよう」ならばなんとなくノリでいけますが、これを中学以降も続けるとさすがにきついので本人任せ、もしくは塾任せになってなんとなくうやむやになってしまう、というケースが多いのかと思います。(反面、自分の考えで高校時代に一人で先取りやっている人はだいたい頭が良かった記憶があります)

 

あと、先取りを加速させて、「まだ小学校○年生なのに×年生の勉強やっている」というのも、一見凄そうに見えて、実はたいしたことないのかもしれません。子供は素直なので、教えたら教えた分だけ伸びるので、小学校x年生の教科は理解できるかと思いますが、その年次の上級生に交じって良い成績を出す、というのは全く別だと考えるからです。

 

最後に、自分たちの経験から考えると、大学受験になると浪人というシステムが許容されるのですが、1年~2年多く勉強しても、地頭のいい現役生の方が成績がいいこともあり、先取り教育が絶対成果が出る、と言い切れないものもあるかと思います。

 

自分が教育をする時には、「教育を先取りすること」に重きを置くつもりはなく、子供の進捗に足並みをそろえて勉強を進めていき、「結果として無理せずいつのまにか上級生の内容をやっていた」、ということであれば良いかと思います。

 

重要なのは、学習している「その年次」の中でもテストで上位が取れる実力が必要なので、覚えたことのテストや内容確認にきちんと時間を使いながら進めることができれば理想なのかと。

 

結論、恐らく小学校1年くらいで小学校4年生・5年生の内容を履修させることも可能とは思いますが、「●●年生まで進んだ」ということを気にするよりも、その内容を完璧にマスターしていることと、ペースを一定化した勉強のプログラムを家庭で用意できるかのほうが重要かと思います

 

「先取り教育はアリだけど、思う以上に難しいと思う」

私立小学校のお受験

さて、次に悩んだところはいわゆる小学校の「お受験」です。やったほうがいいのか、やらないほうがいいのか。自分の子供のケースでは結論、近所の公立小学校を選びましたが、ここは一番悩んだところです。

 

まず、自分の小学校の時代を思い起こせば小学校受験を経ての国立小学校でした。なので、小学生が通える範囲に国立小学校がある場合は迷わず受けるべき、と思います。学費も安いし。

 

ただ、最近はクジの比重が大きく、クジ⇒学力テストだったり、クジ(1st)⇒学力テスト⇒クジ(2nd)といった学力を担保するというよりやや運任せのところはあるので、昔ほどレベルが高くないのかもしれません。うちの場合は一番近くの国立まで電車で1時間くらいだったので諦めました。

 

さて、次は私立小学校。通える範囲の周りに沢山あります。それぞれ教育だったり学校設備、課外活動だったり給食や制服だったりといろいろ差別化を図っていて、かなり目移りしました。実際受験はして合格もしていたのですが、結論全部お断りをして公立に行かせました。その理由は

 

① 費用が高い(まあ、これを言うのであれば最初から受けるなよ、という話なのですが)まあまあバカにならない金額が6年間かかります。正直なところ、受けた小学校では年間100万~150万x6年間。「小学校にこの金額を投資するぐらいだったら、塾とか習い事につっこめるんじゃね?」と悩みました。まあ、一生のうちで必ず私立に通うときは来ると思います。中学、高校、大学とどうなるかわかりませんが、そっちにお金使った方が納得できる出費の気が。

 

➁ クラスの人数が少ない:ただでさえ少子化社会の中でさらに少数精鋭を謳っているところが多く、1学年の人数が圧倒的に少ないと感じました。ひどいところでは1学年5人とか(実話)

 

教育に熱心な親御さんがガチガチに勉強詰め込んだお子さんが粒ぞろい、という環境もまあ魅力的なのですが、やはり小学校のうちは近所の友達と毎日公園で遊べる環境があった方が良いかと思い、1学年の人数は最低100人以上、というクライテリアを決めてしまったので、結論近所の公立です!

 

その代わり、うちの家庭で私立に負けない教育カリキュラム作ってあげるぞ!

約束だ!

 

「どうせいつか私立行くことになりそうだから、小学校は公立でいいんじゃね?」

 

インターナショナルスクールって

「日本の教育は時代遅れ」

「英語がネイティブレベルになって欲しい」

という理由から、子供をインターナショナルスクールに入れたがる人がいます。特に有名人や芸能人、お金持ちに多いのですが、正直、日本のインターに子女を入れても、「ただ英語の得意な人」が生まれる可能性が高いので、自分としては全く選択肢に入れませんでした。

 

その理由もしごく簡単。日本のインターに子供を入れた場合、そもそもそこに通っているクラスメートの大多数が「金持ちの子女」か「期間限定の外国人Expatの子女」という属性のため、「頭の良し悪し」のフィルタがあまりかからないから。

 

外資の世界にいると「小学校から日本のインタースクールに通ってました」という人に結構会うのですが、正直頭が良い人や仕事ができる人にあまり巡り合ったことがないんですよね。まあ、超特殊な環境なんで、頭の良さまで求めるのは酷なのかもしれません。

 

あとはインターに子供を入れた場合、おおよそ勉強をその学校に任せきりになるのもちょっとリスク。自分だったら低学年のエッセイとかくらいしか見れそうにないし。子供の教育を日本のインターで仕事している教師陣に任せるのはなんだかなあ、と思います。周りで結構子供をインターに入れている人は多いのですが、「英語が喋れればよし!」と思う親にくらいしかお勧めはできません。正直。

 

「インターは英語しかできないバカを量産する学校」